37話

反吐が出ると言われようが、結局他の参加者を殺して勝ち上がってきたのなら同じ穴のムジナだと言い返す姫蘭。

しかし、妹を救うために参加したユキは、姫蘭の目的がどうせ金だろうと決めつけ、侮蔑の視線で射抜くように睨んでいた。

 

亡々死は今度こそ姫蘭への信用を無くし、助けてくれたユキに感謝するが、ユキが助けたのはもちろん自分に理があると思っての行動だった。

それは、亡々死を姫蘭を潰す仲間に引き入れるつもりだったからだ。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2018年3号

 

 

自分を潰すと聞いた姫蘭は、とにかく亡々死を鬼にしてしまえば関係ないと思い、座り込んだままの亡々死にでーんしようと襲いかかった。

その瞬間、ユキは姫蘭にナイトメアを発動した。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2018年3号

 

トラウマを呼び起こされた姫蘭。

 

蘇ってくる映像は、気持ち悪い男たちが汗まみれになって見上げている姿で、彼らが見上げているステージ上には笑顔を振りまいて歌い踊っている姫蘭というアイドルがいた。

必死に応援してくれるファンは、自分を高いところにいさせてくれる搾取すべき相手だと思いながら、最高のアイドルスマイルを見せていた。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2018年3号

 

 

姫蘭がナイトメアで動けないでいるうちに、ユキは交渉を始めた。

 

騙されたばかりの亡々死は、最早相手が恩人だろうと簡単には信じなかったが、ユキはそれには構わず、姫蘭のチェンジを潰す方法を知っているから協力して欲しいと持ちかけた。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2018年3号

 

 

イベントの後に姫蘭が鬼かどうかを確認するために探し続けていたユキは、さっき亡々死にでーんしようとしたので確信した。

チェンジを使える姫蘭は、自分が助かるためなら制限時間ギリギリなれば必ず使うはずだと踏んでいた。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2018年3号

 

すると亡々死は、さっき助けずに姫蘭が子になってしまえば危険も減るだろうと指摘した。

それにユキは、できれば姫蘭のチェンジを潰した後に亡々死と無敵になる目論見もあったと正直に打ち明けた。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2018年3号

 

 

亡々死は瞬時に色々な可能性を頭に巡らせた。

協力した方がいいのか、ショーコとフグドクが鬼である可能性が高いのか、そもそも相手が子でも安全と考えるのが危険かも知れない。

 

悩みに悩み、混乱をきたしてきたところで、姫蘭がナイトメアの呪縛から回復してしまい、交渉の答えが出ないまま決裂という形になってしまった。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2018年3号

 

 

亡々死に逃げろと言うユキは、一人でもチェンジを潰せなくはないし、こんな状況なら人を信じられない気持ちは分かるし、自分も現世では散々騙されてきてクズになりかけたが、かけがえのない存在が引き止めてくれたから、そいつを助けるためにここにいると打ち明けた。

 

それを聞いた亡々死は、法で裁けない悪人を裁くようになったのも、自分を助けそして亡くなってしまった恩人の遺志を継いだからだと思い出し、自分とユキの境遇を重ね、やはり協力することに決めたのである。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2018年3号

 

 

復活した姫蘭がサーチを使ってすぐ近くにいた二人に近づこうとしたその時、亡々死の大声が響き渡った。

 

ユキから聞いたチェンジを潰す方法があまりにも自分の危険度が高いと分かり、ユキがまだ最後まで話していないにも関わらず、完全に人を信用することをやめてテレポでどこかへ逃げてしまった

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2018年3号

 

 

その騒ぎに気づかないわけがなかった姫蘭は、ユキの前に立ちはだかった。

しかし、元々一人でヤルつもりだったユキも堂々と対峙する。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:ヤングガンガン2018年3号

 

 

残り、約5分。