それを見ていた全員は、敵味方関係なくまさかと思い息を飲んだが、飛び散ったのは進撃の口が潰れて出た血だった

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年4号

 

 

アニと同じ水晶に守られている以上、今は何も手出しができない。

 

ただ、水晶の中でジッとしているということは、少なくとも戦鎚になって反撃を試みる力がもう残されていない証明になっていると考えたエレンは、水晶を掴んだ進撃をそのままにしてうなじから抜け出し、新しく巨人化をして自由に動ける状況を作った。

 

 

次々と新しく巨人化して戦局を切り抜けるエレンを見たポルコは、あの始祖さえ仕留めれば勝利できると焦りを見せ、それをピークが、だからこそ有利なこの状況を維持したまま慎重に動き、獣のジークを守ることに専念すればいいと諭した。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年4号

 

 

ジークはその判断を褒め、両手に持った瓦礫を立ち並ぶ建物に投げつけ、正面に立つ進撃の巨人を敵じゃないと大胆不敵に煽った。

 

ジークは余裕綽綽といった態度で握った瓦礫をゴリゴリしながら、リヴァイに出て来いと呼びかけ、リベンジを果たそうと誘い込んだ。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年4号

 

 

 

ファルコは獣の圧倒的な戦闘力に嘆息した直後、建物の陰に潜んでいたマガトと再会することができていた。そこで自分を守るためにライナーが瓦礫に埋もれて意識を失っていることを伝えた時、銃を持ったガビが無事に合流した。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年4号

 

 

 

港には多くの軍艦が集結しようとしていた。

その中に、緊急事態にそぐわない一隻の小さな漁船がたゆたっていた。

 

海兵は危険を知らせるが、漁船に乗っていたのは明らかにこの辺りの漁師には見えなかった。

 

不思議な道具で空を翔る悪魔たちと同じ格好をした小柄な青年だった。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年4号