31話

26部隊が束の間の休息の中、新たな疑問にぶつかっていた頃、ナインズは会議を開いていた。

 

 

パパたちが各地の都市に召集をかけ、一気に叫竜の本拠地、グランクレバスに攻め込もうという作戦が立案されていた。

 

そこでナインズには、作戦決行まで最前線まで叫竜を叩く役目が与えられたのだが、それは今までと特に変わりなかった。

 

ガンマ、ベータ、イプシロンは自分たちの実力に奢り高ぶって、調子に乗っていた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

そんな今までと変わらない任務だとしても、デルタは叫竜を倒す際の感触に酔い痴れていたのでいつもいつまでも望むところだった。

 

しかし、デルタの気持ちには量産型のシータ・イータ・ゼータでも共感しなかった。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

こんなお掃除的役割の時に頼りになるのが、荒ぶる戦の神のように戦ってくれるイオタことゼロツーだった。

 

それにも違った感覚でいるのがデルタで、快感を得られる機会を減らされることが気に食わないようだった。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

だから、髪の色も目つきも嫌いだという。

 

しかし、デルタに悪いが、アルファはゼロツーが直にナインズに戻ってくるだろうと確信していた。

 

ヒロがいくら優秀でも、叫竜の血を受け継ぐゼロツーには分不相応だと考えていた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

同じタイプのフランクスに乗り込んだナインズは、大型叫竜がわんさといる最前線に出ても楽しむ余裕を見せながら戦っていた。

 

アルファはゼロツーを化け物と評し、いつでもこのチームに歓迎する準備ができていた。

 

 

 

バカンス中はずっと一人で過ごしていたゼロツーはミストルティンに戻り、書庫でを探していた。

 

ヒロに何を探しているのか訊かれても、あえて答えを濁す。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

探してる本があると言うと、ヒロは一緒に探すと答えるが、ゼロツーはそれをった

 

まさか断られると思っていなかったヒロは驚き、何も言えなかった。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

ココロは部屋に引きこもり、拾った母子手帳をずっと読み耽っていた。

 

 

広間にも顔を出さないココロをフトシは心配するが、子特有の体調の変化など知るはずもない彼が騒いでもミクたちにウザがられるだけだった。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+