スポンサーリンク

 

その夜、椎子は終わりが間近に迫っていることを悟り、訪ねてきたくるみに託したが、彼女にシャベルを振るう力は残されていなかった。

 

だから一人静かにタバコをふかし、最期の月を眺めた。

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし!11巻

 

 

 

翌朝、ボーモン君がエラーを伝えてけたたましく騒ぎ出す中、りーさんと美紀はお手製の担架にくるみを乗せ、今すぐビルを放棄して逃げなければならないことをユキに伝えた。

 

 

すぐ近くまで迫っている保護機構から逃げる間、ユキは同行しない椎子について詳しく訊かなかった。

 

 

ゾンビがいない上階の駅のホームに辿り着いて一息つけたところで、美紀は夜中に発症した椎子には、自分とくるみがついていたと打ち明けた。

 

そして、簡易版ボーモン君もランダル評議会も、椎子が演じていた嘘の存在だったことも話した。

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし!11巻

 

 

 

夜中、外で自らを手錠に繋いで身動きを封じていた椎子に止めを刺したのは美紀だった。

 

とてつもないストレスに襲われる中、見つけた椎子のスマホにボーモン君を演じていた証拠を見つけ、疑いが確信に変わったのだった。

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし!11巻

 

 

それでも長く感傷に浸っている暇はなく、3人は再びくるみを担いで電車の通らない線路を歩き始めた。

 

次の駅まで、車を見つけるまで、せめてそれまでは明るい話をして鎮魂の思いを届けようとした。

 

 

 

無事に次の駅に辿り着いた4人は地上に降り、休憩のために近くのファミレスに入ろうとした。

 

ゾンビを退ける役目を担っていた美紀はそこで、圭によく似た個体と対峙して躊躇するが、万が一を覚悟しながら確実に息の根を止めた。

 

違うはずだと言い聞かせるも、計り知れないストレスが蓄積され続けていた。

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし!11巻

 

 

その夜は今後のことは深く考えるのは止め、寝て頭をスッキリさせることに努めた。

 

そして美紀はデパートの奥で一人だった頃の夢を見てしまい、心までは休まらなかった。

 

 

ユキも同じようにいつまでも消えない疲れを感じていたが、あえて早々と眠らずにテラスに出て、卒業式で定番の歌を唄った。

 

その時、ドローンが目の前に現れた

 

 

感想

がっこうぐらし!11巻でした。
面白度☆8 椎子度☆8

投げやりな思考のおかげかも知れませんが、椎子は根は優しいクールな大人を演じ切りましたね。

12巻で完結とのことなので、一体どういう結末で締めるのか今から楽しみです。

ドローンを操っている何者かは、大学に残っているメンバーなのか、新しい第三者か?

スポンサーリンク