奴らは何かを喚きながら襲い掛かってくるが、地面にオイルが撒かれていることなど考えもせず無様にこけまくる。

 

敵が自分たちの動きを予想しているなど考えもしないのが、ゴブリンがゴブリンでしかない所以だった。

 

 

彼はバカみたいにくんずほぐれつしているゴブリンの塊の中に、悠々と松明を投げ入れた。

 

一瞬で激しく燃え上がる炎の中、ゴブリンは断末魔の叫びを上げてのた打ち回るが、人間の彼には何を言っているのか当然分からなかった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号

 

 

ここまで合計十匹を仕留めた。

残りは7匹。

 

 

彼は剣を構え、先陣を切ってきた槍の攻撃を盾でいなし、カウンターであっさり仕留めた。

 

その槍を拾って投げ、突っ立っている一匹を貫いて二匹目を仕留め、相手がまごついているうちに一気に距離を詰めて目を潰し、二匹を一息に切り捨てた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号

 

 

威勢よく大刀で切りかかってくる奴もいたが、避けるのは容易く、その武器も奪って返り討ちにした。

 

 

頭蓋骨の硬さで大刀は折れてしまい、一匹が舌を出して襲い掛かってくる。

 

しかし慌てず柄頭で頭を殴りつけ、怯んだところを馬乗りになってぐちゃぐちゃになるまで殴りつけた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号

 

 

ラスト一匹は恐怖して浅ましく逃げ出すが、彼はまた敵の武器を拾って投げ、その場の七匹を仕留め切った。

 

 

 

巣穴の規模や様子からして、残りのゴブリンは少なく、率いているのはホブと考えられる。

 

しかし、一向に出てくる気配がないなら、なけなしの知恵を使って生き残ろうとしているのは容易に予想ができた。

 

 

 

彼の想像通り、ホブゴブリンは女槍使いを人質に取っていて、何やら喚き散らしていた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号

 

 

彼は何を言っているのか何となく察しはついていたが、どうせ自分が勝つと信じていた。

 

それでも、女槍使いを見捨てることはできず、形だけ武器を捨てて無抵抗を装って見せた。

 

それでホブは予想通りに気を抜いて油断したので、躊躇なく股間に蹴りをぶち込み、オスにとっての究極の痛みを感じさせてやった。

 

 

女槍使いを離して蹲るホブ。

 

彼はゆっくりと剣を拾って近づき、呻くホブに止めを刺したのだった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号

 

 

 

女槍使いはまともに動けそうもなかったが、命に別状はなさそうだった。

 

彼は毛布をかけて彼女を背負い、洞窟の入り口を目指して歩き出した。

 

疲労困憊で生気を失っている彼女に槍の穂先は取り返したことを告げると、彼女は陵辱された辛さなのか、自分の大切な物を取り戻してくれたことに対してか、また涙が止まらなくなった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号

 

 

彼にとってもゴブリンにとっても、これがありふれた日常だった。

 

 

感想

ゴブリンスレイヤーブランニューデイ4話でした。

ブランニューデイでもついに生々しいエログロシーンが描かれました。

扉絵ではほのぼのした微笑ましささえ感じましたが、いきなり陵辱から始まるとは思いませんでしたね。

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