頭とアゴを掴んでプレス機のように上下に力の限り押し、じわじわと水晶にヒビを入れていく

 

どうにもできないガリアードはただ心の中で叫ぶことでしか、最悪の展開を回避する術がない。

 

そして、一番戦闘力が高く、反撃の機会を窺っていた戦鎚は復帰することなく、人間体のまま仲間に噛み潰されてしまうのだった

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年5号

 

 

 

飛び散った戦鎚の血を浴びる進撃。

 

信じられない光景をガビとファルコが見つめる中、進撃は容赦なく顎を地面に叩きつけ、うなじに口を近づけていく。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年5号

 

 

このまますべての巨人がやられれば勝機はない。

 

ガビは自分の居場所がバレるのも構わず窓から叫んだ

 

まだ戦えるはずのライナーに向かって顎が食べられそうになっている危機的状況を伝える。

 

 

その声は確かにライナーに届いていたし、自分の名前が呼ばれているのも分かったが、今の彼にとって耳障り以外のなんでもなかった

 

 

このまま死んで苦しみから解放されたかったライナー。

 

しかし、まだ仲間の悲痛な叫びを無視するほど非情にもなりきれなかった。

 

だからか、鎧の巨人と呼ぶには憚られる状態でしか巨人化できず、顔に至ってはほぼライナーそのままだった。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年5号

 

 

 

進撃はすぐに硬化した拳を顔面に叩き込んで、手を伸ばして来た鎧を返り討ちにした。

 

しかし、鎧は顎を掴んだ手を離さず取り返していた

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年5号

 

 

その一撃でエレンは巨人化する体力を使い果たし、うなじから飛び出した。

 

鎧の目にライナー本人の生きる気力を感じたエレンは、ここで無理に止めを刺そうとはせず、ミカサと共に作戦通り帰還することにした。

 

 

マーレにすれば、ここで引き上げてくれるのはありがたかった。

 

しかし、怒りに駆られたガビは目の前で殺された門兵のおじさん、ウドやゾフィアの仇を取らないと気が治まらなかった。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年5号

 

 

感想

進撃の巨人104話でした。

うまいこと考えましたね。戦鎚のおばさんにも、せめてもう少し喋っているところを見たかったですが、まさかバラバラになって殺されるとは、無残な最期でした。

さて、こんな中途半端で退却するのは、やはり物量差を考えてのことなんでしょうか。

進撃の巨人を読むならこちら