そんな風に恥ずかしがりながら気持ちを打ち明けたエレンが、自分たちを裏切るはずがないとミカサは確信していた。

 

 

しかしジャンは反論する根拠を持っていた。

 

エレンが変わっていないのなら、ミカサやアルミン、それに同期の自分たちを前線に行かせるはずがないと思っていた。

 

その時コニーは、サシャが死んだ時にエレンが笑ったことを暴露した。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年9号

 

 

大事に思っているはずの仲間が死んで、どうして笑えるのか全く理解できなかったコニー。

 

それを今初めて知ったミカサとアルミンも、エレンが笑わざるを得なかった理由が思いつかなかった。

 

 

だがアルミンは、幼馴染の3人で話す機会を作ってもらおうと提案した。

 

以前、エレンが始祖の力を発動してダイナを食わせたのはエレンの意思であり、王家の血を引くダイナはあくまで触媒でしかないと考えられる。

 

それはジークに置き換えることもできるので、ジークの企みにエレンが利用されることはないとアルミンは思っていた。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年9号

 

 

しかし、ジークとエレンの目的が同じなら、アルミンは一年前に話した結論を出すつもりだった。

 

つまり、薬で巨人になった誰かにエレンを食ってもらい、始祖の力を奪うのだ。

 

その最悪の決断をしないため、エレンの話を聞く必要があった。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年9号

 

 

 

ガビとファルコは夜通し走り続け、森を抜けて小川に辿り着いていた。

 

顔を洗い水を飲むガビにファルコは、目立つ腕章を外せと注意するが、それが残された誇りなのか、ガビは外そうとしなかった。

 

ガビはジークに真意を聞ければそれでいいと考え、パラディ島の中で死ぬのを覚悟していたし、ファルコにも自由にどこへでも行けと突き放し、彼も呆れて別れようとした。

 

と見せかけ、腕章を引きちぎった

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年9号

 

 

するとガビは激昂してファルコを押し倒し、善良なエルディア人である証を返せと叫ぶ。

 

ファルコは鬼気迫るガビが何を考えているのか分からず、イカれたのかとさえ思った。

 

 

ガビはただ怒り任せにもう3人も殺し、後に引けなくなっていただけだった。

 

それにずっと付いてくるファルコの気持ちの方が逆に分からず、彼も死ぬしかないことに切ない表情を見せたその時、少女に声をかけられた

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年9号

 

 

当然少女は、二人が島の外から来た人間などと思いもよらず、家出した可哀想な子供だという言い訳を追究しようとはしなかった。

 

ガビの殺意に気づいたのかどうか、二人が疲れ切っている様子を見過ごせず、自分の家に招こうとする。

 

ファルコはガビが掴んだ石を奪い取って置き、これ以上必要のない人殺しを止めた

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年9号

 

 

 

巨人同士の激しい戦いが繰り広げられた式典跡では、犠牲者の捜索と復興作業が進められていた。

 

ジークの爆破で粉々になった身体も発見されていたが、それは都合よく四肢のどれかしか見つかっていなかった

 

その不自然な結果から、ジークが獅子身中の虫で今は敵勢力と一緒にいるだろうと思われていた。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年9号

 

 

色々違和感を感じていたピークの考えにより、ジークが裏切っていることは様々な観点から明るみになっていた。

 

 

マガトはパラディ島が悪魔だと証明された今、諸外国と軍事同盟を結び、ジークの任期を待つことなく世界連合が集結する半年以内で島に攻め込もうと考えていた

 

しかし、マーレがそう考えるのはジークも予想しているとライナーが発言する。

 

ならばマーレを迎え撃つ準備も周到にしているはずで、その時間を与えるべきではなく、今すぐ自分たちだけでも叩きに行くべきだと進言した。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年9号

 

 

感想

進撃の巨人108話でした。

ヒストリアの相手は名前もないモブキャラでした。

進撃の色恋と言えば序盤のカップルくらいしか思い出せませんし、ヒストリアでもピンク色を挟んではこなかったですね。

それにしても、コニーがエレンのことを信じられなくなりつつあるのが、何か嫌な予感がしますね。

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