少し楽しくなってきた牛飼娘は、せっかくの機会だからと、あのビキニアーマーを一緒に着てみようと誘った。

 

だがさすがに、女神官は遊びでそこまで思い切ることはできなかった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年10号

 

 

 

武具屋を後にして階下に下りると、いきなりエルフの嘆きが耳に飛び込んできた。

 

国が滅んだと嘆くエルフの周りには受付嬢たちが座り、女給が掃除をしながら経緯を見守っていた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年10号

 

 

何をしているのかと思って二人が訊いてみると、受付嬢が卓上演習をしているのだと教えてくれた。

 

テーブルにはボードが広げられていて、マニュアルを見ながら駒を動かして古い遊びにハマっているようだった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年10号

 

 

難敵のドラゴンに手を焼いているエルフは、二人にも冒険者になって参加して欲しいと誘った。

 

プレイヤーは冒険者となって世界の危機を如何に救うかというスケールの大きな冒険者ごっこで、現実に即した経験を積みながら装備を整え、強敵のドラゴンをやっつけたりと忙しく、エルフ一人では手が足りないのだという。

 

そこで牛飼娘は、彼に似た冒険者の駒を手に取った。

 

受付嬢の気を使わせない大人な誘い方に嫉妬と羨望を感じながら牛飼娘は隣に座り、女神官もエルフの隣に座って参加することにした。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年10号

 

 

牛飼娘は最初に手に取った騎士を選び、女神官は憧れている魔女に似た魅惑のボディの魔法使いを選び、エルフはあえて犬猿の仲のドワーフを選び、受付嬢は今まで同様斥候にした。

 

もう一人の受付嬢はパーティーのバランスを考えて僧侶を選び、いざゲームスタート。

 

ゴブスレパーティーと組めばいい連携を取れそうなパーティは気合を入れてテーブル上の冒険を始め、最初の一歩となるサイコロを振った。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年10号

 

 

 

結局、ゲーム上の冒険は負けに負け、ゴブリン退治を成功させるのが精一杯だった。

 

それでも久しぶりに遊んだ牛飼娘は十分に楽しみ、ゲームを通して彼がどんな冒険をしているのかに思いを馳せていた。

 

 

女神官と二人で冷やかしに行った武具屋も楽しかったし、本当に可愛い子だと思う。

 

だから、彼がどう思っているのかより強く気になった。

 

それはそれとして、次の遊ぶ約束をできる女神官と友達だと呼べ合える関係になれたのが一番嬉しかった

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年10号

 

 

いざ街に行ってみれば、彼がきっかけでできた繋がりだとしても、それはいつしか自分の繋がりにもなっていたと実感できた。

 

おじさんに言われた通り、たまには遊ぶのも良いものだと思えた牛飼娘だった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年10号

 

 

感想

ゴブリンスレイヤーブランニューデイ5話でした。

ブランニューデイは日常パートがほっこりできていいですね。

可愛らしい絵柄のおかげでビキニアーマーでもそんなにエロスを発生させていませんでしたが、それはそれで悪くないですし、女給が入りたそうに覗き込んでいるのが可愛かったです。

女神官の清楚でらしい私服姿も貴重で良かったです。

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